第1回目の無料カウンセリングで、岡田先生のお話に衝撃を受け、本当に痩せるダイエットにとうとう出会えたと感じた私は、そのまま契約。無事にメディケアダイエットをはじめました。
第1回目の無料カウンセリングの後、契約を済ませると、さっそく「MDファイル」という生活記録の付け方に関する説明があり、その後、医師による診察と血液検査を受け、無事にお薬をもらいました。私には減らすべき脂肪がたくさんあるので、お薬を使うベーシックコースでのダイエットを始めたのでした。
現在は、身長162cm、体重73kgなので、BMIは27.8。…う、赤裸々すぎる…
目標は、3ヶ月間で13kg減、体重60kg、BMIは22.9です。…ギリギリで標準体重
「お薬を使ってラクに...」なんて、岡田先生の話を聞くまでは、「く、薬をくれ...」みたいなことになりそうで怖いと思っていましたが、メディケアダイエットでは、最初の”治療期間”にしかお薬を使いません。つまり、肥満を”病気”と捉えて、お薬で治して(=痩せさせて)くれるのです。このことは、MDファイルの最初のページにもハッキリと書かれています。
私がこれから挑戦するダイエットは、一時的な減量ではなく、健康で美しい身体を手に入れるための取り組みで、ストレスもたまらないそうです。なんか久しぶりに前向きな気持ち。
2週間ほど、お薬を飲みながらMDファイルに記録する日々を過ごし、第2回目のカウンセリングに臨みました。
私の担当カウンセラーの先生は、若くてかわいい栄養士の先生です。
:お薬はどんな感じでしたか?MDファイルも見せてくださいね。
:久しぶりに体重が減ったのでお薬が効いたのだとは思いますが、お腹が痛くなるとかトイレが近くなるということが無かったので、どういう風に効いたのかなと、不思議です。あと、MDファイルは、こんな感じで良かったのでしょうか。「正直に書かないと正確な分析ができないから痩せられない」とのことだったので、もっと細かく書かなきゃいけないのかなと思ったのですが、いただいた用紙が小さかったので、書ける範囲で書いたんですけど…。
<今日のごはん>と<1週間のまとめ>
「今日のごはん」の1週間分の内容をまとめながら、自分の食のリズムを確認します。
:大丈夫ですよ。分析する上で足りない情報があったら、私からお尋ねします。食べたけど内緒にしているものとかがなければ、大丈夫です。
お薬については、もう一度ご説明しますね。黄色のお薬は、リラックスさせるお薬で、白いお薬は、興奮させるお薬です。直接的に排出させる効果があるわけではないので、具合が悪くなったりはしないんですよ。でも、体重が変化しているのですから、効果は出ていますね。
:リラックスさせて、興奮させる???
:不思議ですよね。実は、リラックスするお薬を飲むと、食べる速度がゆっくりになるので、結果的に食べ過ぎを防止できるのです。また、興奮させるというとおかしく聞こえるのですが、仕事や趣味で集中している時ってお腹が空きませんよね?あの状態になるということなんです。
:へ~、なるほど~。確かに楽に痩せますね…。あ、でも、ずっとはお薬をくれないって岡田先生が言ってました…。私、ホントにこのまま痩せますか?リバウンドもしませんか??
:単純な食事制限プログラムで、体重やカロリーを減らす方法を覚えるだけだと、管理してくれる人がいなくなったり忙しくなったりした途端に続けられなくなってしまうと思います。ですが、さんがいろいろな角度からご自分を知ることができれば、ダイエットはとても簡単になるんです。正直に記録してくださったMDファイルの内容から、さんが太りやすい日と痩せやすい日を見つけたり、1日3食のうちのどれをメインにするかなどを検討します。3ヶ月のプログラム終了までに、さん流のウェイトコントロール法を作りあげて行きましょう。
:あ、それが、私の生活リズムに合っていて、好きな食べ物はちゃんと食べて良い、私専用のウェイトコントロール法ですね?
:そうです。ではさっそく、ウェイトコントロール法を見つける準備を始めましょう。「今日のごはん」を毎日書いてもらっていますが、それを基に、「栄養バランス表」を付けてみましょう。四群食材表を参考にしながら、自分が食べたものの欄に〇を付けてください。量は気にしなくて大丈夫。その食材を食べたら〇を付けるだけです。今日までの2週間分を付けただけでも、ご自分の食の偏りがわかりますので、全体的に〇が付くように食べる方法を見つけていきましょうね。
<栄養バランス表>
「今日のごはん」の内容を、この表に落とし込みながら、自分の食の偏りを確認します。
ここで、過去の患者さんの話をしてくれました。「痛風の方は、おにぎりを食べる時も、たらこや明太子などの魚卵入りを選ぶ」とか「糖尿病の方は、食事量を減らしても、高カロリー食品を選ぶ」とか、無意識のうちに”増量するウェイトコントロール”をしているのだそうです。だから、それを”減量するウェイトコントロール”に変更すればよいのだそうです。なるほど。
そして、私の「栄養バランス表」を見ながら、足りないものを簡単に補える献立を教えてくれました。先生ったら、なんで私の好きなメニューがわかったのかな…。
:次は「1ヶ月の体重の変化」を付けてみましょう。このグラフの目的は、単に達成感を得ることではありません。増えた減ったに一喜一憂していてはストレスになるので、そういう考えは持たずに、痩せやすい曜日と太りやすい曜日を把握しましょう。また、今日はまだ2週間分のデータしか集まっていませんが、3ヶ月後のプログラム終了までには1ヶ月のうちの痩せやすい期間と太りやすい期間がわかります。それを知っていれば、太りやすい期間に数kg増えてもストレスを感じずに済むので、余計なストレス太りをしなくて済むわけです。
体重が増えた日と減った日の前日に、それぞれ何があったのか、正確に思い出してください。仕事が忙しい日だったとか、生理前だったとか、さんの身体にとっての明確な理由が見つかるはずです。(※体重測定は朝なので、前日の生活の結果が体重に現れます。)
<1ヶ月の体重の変化>
体重とその日にあったことを記録します。自分の生活のリズムや身体のリズムが見えてきます。
※いくらなんでも個人情報なので、記入前の用紙を掲載します。
ここで、また、過去の患者さんのお話がありました。「ある会社員は、金土に痩せて、日月に太った」「ある主婦は、日月の体重が少なく、水木の体重が多い」など。それぞれの理由は、専業主婦経験と会社員経験を持つ私には、納得の内容。また、「生理前は、仮に食事制限をしても痩せない」という生理学的なお話もありました。このような傾向を知っていれば、「また太っちゃった...。」というストレスにさらされずに済みますし、痩せやすい日を選んでラクに体重を落とせます。こういうウェイトコントロール法ならややこしくないので、ズボラな私でも続けられるなと思いました。2000人以上の肥満を解消した秘術は、さすがです。
そして、私の「1ヶ月の体重グラフ」を前にして、「あの日はこうだったから...」「この日はあんなことがあったから...」と、「今日のごはん」のメモを見ながら理由を探しました。
ついでに、更年期障害を軽減する食生活も、アドバイスしてくれました。体調が悪いということは、どこかしらの循環が悪いということなので、体重を増加させるのだそうです。直接的な肥満ではなくても、体重増加に対してナーバスになっている我々の気持ちを、よーく理解してくれています。
さすがは肥満外来。肥満の解消だけでなく、体調管理を最終目的にしている。そして、体重増加によるメンタル面のダメージにも配慮してくれる点は、メディケアダイエットならではのサポートだと感じました。