美容外科や美容皮膚科で行われている痩身施術である脂肪溶解注射について、効果の仕組みやメリット&デメリットなどをまとめて解説します。
脂肪溶解注射は、美容外科や美容皮膚科で行われている、注射による部分痩せ法のこと。脂質を分解する作用のある薬を数種類ブレンドして、痩せたい部分の皮下脂肪へ注射します。
部位によって本数は異なりますが、お腹周りなど広い範囲なら4本程度必要。2週間おきぐらいに3~4回注射するのが一般的です。
注射された部分の脂肪細胞が破壊され、老廃物として体外へ排出されるので、部分痩せできるわけです。
ただし、皮下脂肪に異物を注入するわけですから、注射するときの痛みやその後の腫れなどが生じることもあります。
腫れや痛みを抑えるために薬剤の内容が工夫され、最近では液体ではなく炭酸ガスやオゾンをブレンドしたガス注射なども開発されています。
痩身効果の即効性 | ![]() |
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痩身効果の持続性 | ![]() |
健康増進への効果 | ![]() |
心理的ストレス | ![]() |
肉体的ストレス | ![]() |
脂肪溶解注射は、皮下脂肪に直に薬剤を注入することで確実に脂肪細胞を破壊することができます。即効性は抜群ですし、リバウンドの心配もありません。
注射直後から脂肪細胞が破壊されていくので、軽い腫れやむくみなどが起こるケースがあり、注意が必要です。
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多くの脂肪溶解注射に使われている、フォスファチジルコリンという薬剤は、血液中の脂質を減らす薬として世界中で用いられてきた、安全性の高いものです。しかし、大豆を原料としているため、大豆アレルギーの人は注射を受けることができません。
また、いくら安全性の高い薬だとされていても、副作用が全くないとは言い切れず、体質によっては湿疹やかゆみなどのアレルギー反応を起こすこともあるようです。
アレルギーがないかどうかパッチテストを受け、薬剤にどのような成分が含まれているのか、医師の説明を受けて納得した上で、注射を受けることが大切です。
銀座よしえクリニック
フォスファチジルコリン注射1本25,000円程度(部位により1回に2~4本)
東京イセアクリニック
カクテルセラピーIO3(痩身ガスカクテル)1か所(10㎝×10㎝)30,000円
シロノクリニック
オリジナルセルライトカクテル1回50,000円~(部位によって異なる)